ULI (ULTRA LIGHT INFLATABLES)

当社は10年間に及びインフレータブルボードの設計、製造、改良を洗練された技術で築き上げてきました。このマニュアルで最新・高性能のULIボードの最適な使用方法を紹介します。

ULIは膨張可能、機能的、軽量でコンパクトに収納できるサーフボードの製造に精神を費やしています。軍事/商業用ゴムボートで使用されるのと同じ頑丈な材料を用い、耐久性と耐紫外線に優れたサーフボードが仕上がりました。また、使いやすさと耐久性を保証するために何度にも重なる耐久テストも試されてきました。

航空会社に払う荷物の追加料金に頭を悩ませる事なく、サーブボードを手軽に丸めてバックパックに収納し、目的地に着けばすぐに小さなハンドパンプで膨張させる事ができます。

空気の抜けた状態ではULIのボード及びフィンは柔軟ですが、15psiまで膨らませると全体が剛性に満ち、波の上でも平らな海面でも最高のパフォーマンスを発揮します。

当社のサーフィン及びウォータースポーツギアの全ては妥協することなく最質の安全性、走行性、持ち運びの便利さと使いやすさのためにデザインされました。

ULIボードの概要

内側にファイバーが入ったULIボードのゴム素材はIRB(空気型ボート)と同じく大変耐久性が強いです。ボードを使う環境によって必要な空気圧力は微妙に違いますが基本的には15psiが目安です。ULIポンプのメーターを確認しながら必要な分だけ空気を入れて下さい。

専用のULIポンプのホース先に、ゴムのパッキンが付いています。その先をボードのバルブ口に時計回りにまわしながら差し込んで下さい。その際、バルブ口の赤色のボタンを押して、空気が抜けない“フィックス状態”になっていることを確認してください。もし空気が自由に抜ける“リリース状態”で膨らましますと、ホースを抜いた瞬間に一瞬で空気圧が抜けてしまいますのでご注意ください。空気を入れたら反時計回りにまわせば簡単にホースがはずせます。その後バルブ口のキャップを閉めてください。

大体の目安として、空気圧は15psiを目安にしてください。大人が約5分で膨らますことができます。もし冬場や水温の冷たい川や湖で使用する場合は少し余分に空気を入れて下さい。ここでご注意いただきたいことはULIボードは丹精込めて大変高い強度に製造されていますが、インフレータブルの性能上、膨張、破裂する可能性は0(ゼロ)ではありません。空気の入れ過ぎは予測不可能な場面で破損や事故に繋がりますのでくれぐれも空気圧の確認、調整には皆さんご自身で責任をお持ちください。特に真夏の炎天下では30分に一度、空気圧の調整をしてください。また、誰かのボードをレンタルする場合は空気圧の確認を必ずされますよう、よろしくお願いいたします。

ボードのデッキ部分は青と白のEVAデッキパットが付いていますのでサーフボードに着けるようなワックスは必要ありません。また中央部には持ち運び用のハンドル、後部にはリーシュコード用のDリングがついています。(ボードのタイプによっては、その他にもハンドルやDリング、バンジーコード用フック等がついています。)そして裏面にはビニール製のフィンが3つ(または4つ)接着されています。

膨らます時の注意

ボードを収納バッグから出しストラップを外しボードを上向きに(フィンが下になる様に)寝かせます。ボード前方にある空気バルブのカバーを外し、ポンプの口を挿入します。
バルブ口に見える赤色のボタン部分を一回押すと空気が自由に出入りする”リリース状態“、そしてもう一度押すと空気は抜けない”フィックス状態”、ポンプで膨らますのは“フィックス状態”です。15psiまで膨らましたら、ホース口を手で掴みゆっくりと左回りにまわせば簡単に外せます。

ボード使用上の注意事項

丸めた状態で長時間収納されたULIボードを膨らました時、裏面のフィンが曲がってしまうことがありますが、これは全く問題ではありません。手の力で元に戻すか?気温が低く固まった状態であれば家庭用ドライヤーか温水で1分程温めていただけましたらすぐに元に戻ります。

ボードの使用時は常にリーシュを足首に固定してください。(泳げない方はご自身の判断でライフジャケットを着用してください。)

ボード洗浄には家庭用中性洗剤と温水、また真水を使ってください。海から上がったら必ず真水で洗い海水を落としてください。自然乾燥で結構です。

ULIはとても性能がいいサーフボード、およびSUPです。それぞれのボードにはユニークなアイディアがたくさん込められていますので、全てのボードが同じバランスではありません。それぞれのボードにあったバランス感覚には少し時間がかかるでしょう。まず初めには風の弱い平水面で慣れてから波乗りやクルージングに出るようにして下さい。

ULIボードで波に乗るときは進行方向から”縦向き”に立ってください。そして後ろ足に重心をかけ、ボードの先端を浮かせるようにしてターンします。平水面で乗るときは両足をボードの重心ちかく(ストラップ付近)に進行方向から”横向き”に立ってください。バランスに慣れてきたら少し斜めに角度をつけたスタンスで立たれても結構です。

ボードの横面が摩耗しますので、丸めた状態でコンクリートの上に立てて置かないでください。

自然を相手にするスポーツであることを十分にご理解いただき、ULI製品をご愛用下さるようお願いいたします。とくに大波、強風、豪雨の際には厳重な注意が必要です。風で沖に流され漂流したり、急流では岩場に巻き込まれる事故が起きる可能性も十分に考えられます。お客様の安全のため悪天候時はインフレータブルボードの性能を良く見極め、慎重な判断をお願いいたします。